美姫の18番、真央には出来ないのですか?
唯一無二の天才、浅田真央ちゃんでも、トリプルルッツートリプルループのコンビネーションは跳べないのですか??
12歳で全日本選手権に初出場したときに行っていました。
↓こちらは元プロ・スケーターの今川知子さんのレポートで、そのときの詳細が書かれています。
http://homepage3.nifty.com/skate/colum.html#three
↓そのときの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=5N3VbZC2QXI
今はどうして行っていないのでしょうね。
参考までにISUルールを貼ってみますが、第320条第2項に「ジャンプ・コンビネーション」、「ジャンプ・シークェンス」、「繰返し」についてのルールが書かれています。プログラムに入れられる要素にはいろいろと細かい制約がありますので、選手ができる難しいジャンプを手当りしだい織り込めばいいわけではないんですよね。
http://www.skatingjapan.jp/Jsf/News/Communication1319J.pdf
真央さんの場合は、成功率が低くなったから入れないのか、他の要素に集中したいから入れないのか、ルールと照らし合わせてバランスのよいプログラムを考えた結果入れる必要がないと判断したのか、いろいろ推測できると思います。
新採点方式になってからはGOEというジャンプ以外にもステップやスピン等の
演技一つ一つに対して-3~+3の間で評価されるシステムができました。
浅田真央選手も3Lz-3Loのコンビネーションジャンプは飛べないことは無いでしょうが
形だけ飛べたとしてもこのGOEというものの性で減点されてしまう事があります
3Lz-3Loの基礎点は11で
浅田真央選手が最近飛んでいる3フリップ-3ループの基礎点10.5のジャンプです
無理して難しいルッズからのコンビネーションをやっても着氷がみだれてしまったらそれだけで
GOEが約-1されて11のジャンプが10くらいになってしまうでしょう
それだったら10.5の安定してるジャンプをしっかり決めるほうがいいですし
今度はGOEによる加点というものも狙えるでしょう
現に真央選手が現在飛んでいるの3F-3LoジャンプはGOE加点が高く
スケートアメリカでは安藤美姫選手の3Lz-3LoコンビネーションジャンプよりもGOE加点のお陰で
点数を多く取れていました。
つまりいまの新採点システムだと難しい技をやるより
得意で安定した技を決めるほうが得点がとれるようになってるんです
だから真央選手はとばないのであって飛べないわけではないのです。
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