キムヨナ選手の高得点について。
既に沢山の方が同じような質問をされていますが、皆さんはどう思われましたか?
私は彼女の演技は確かに素晴らしかったとは思いますが、150点という高得点に相応しいかと言われればそうは思えません。
それと、よく「素人のくせにプロの採点に文句を言うのはおかしい」という意見も見られますが、それって逆じゃないですか?私は素人にも分かるくらい明らかに採点が疑わしいと思ったのですが…。男子トップスケーター以上のGOEは理解不能です。
もしプロにしか理解できないような(素人目に見て良い演技が良いと評価されないような)採点なら、それだけで問題があると思うのですが…。
「バンクーバーで浅田真央選手が負けたから負け惜しみだろ!」という意見もよく見られますが、そういう人は五輪という国民的祭典故に、ちょっとフィギュアを見ただけの人に感じました。以前からフィギュアが好きで色々な大会を見てきた、長年のフィギュアファンの方々はこの得点に納得がいっていないようです(私も含めて)。
長々と書いてしまいましたが、要は、この高得点を疑問視している人を批判する人に限って、フィギュアを知らない人だと思ったのですが、どう思われますか?
なんか色々質問してしまいましたが…^^;
皆さんの意見を聞かせていただけるとありがたいです。
最後になりますが、私は勇気と感動を与えてくれた浅田真央選手に心からおめでとう!と言いたいです(^ω^)
キムヨナ選手を批判する気もありません!
【現行ルールで可能なプログラム構成の最大値】
ジャンプ、スピン、ステップ、5要素、ボーナス 合計値
女子SP: 28.5 13.4 12.8 40.0 2.0 96.7
女子FP: 71.1 18.5 12.8 80.0 2.0 184.4(SPとの合計:281.1)
これは、完璧に滑り全要素に最大加点を加えての理論値です。
SPは、安藤美姫しかできない3ルッツ+3ループを
FSは、浅田真央しかできない3アクセルを組んだプログラムです。
詳しくは↓をご覧ください
http://www.geocities.jp/cxb00463/skate11.html
このような現実ではありえないプログラムでも184.4点なのに、150点がいかに非常識な点だったかおわかり頂けますね。
キム・ヨナの3ルッツ+3トウループは20年以上前に、既に伊藤みどりさんが跳んでいた技です。
公式試合において安藤、浅田両名の技は、現役選手では男子でも跳びません。
このような世界最高難易度の技に正面から向き合うより、手堅くまとめてGOEで底上げという方法が得点に反映させやすいのは、戦略、現行ルールへの最適な対処法であっても、世界最高得点に値する演技かと聞かれれば疑問が残ります。
キム・ヨナの(ルール改正後)五輪史上初のSPFS共にノーミス1位も素晴らしい記録であるし、あの大舞台、あの雰囲気の中でやり遂げた鉄の心臓、鋼の精神力は充分讃えられるべきです。
しかし、史上最高得点には賛同できません。時が進めば、もっと超人的に難しい技、前人未踏の記録が生まれる可能性もあるのに、現時点で天井を作ってどうするのでしょう。
キム・ヨナとオーサーコーチはルールの中で高得点が得られる構成で臨んだわけですから、それはそれでクレバーな戦略なのですがこういった非常識な加点が生まれる現行ルールに問題があるのです。
http://loda.jp/siofigure2/?id=1899.jpg
http://loda.jp/siofigure2/?id=1894.jpg
http://loda.jp/siofigure2/?id=1895.jpg
http://loda.jp/siofigure2/?id=1783.jpg
http://loda.jp/siofigure2/?id=1893.jpg
後ろ向き2Aに加点ついてる時点で…
全選手が決められたとおりに演技してそれができなければ減点していくというルールだったら客観性はかなり保障されるでしょう。しかしフリー演技では各選手の演技自体異なるので、判定にある程度主観的要素が入るのは避けられないと思います。
そのルールは大会の前から選手たちには通知されているはずです。フィギュアスケートはごくたまにしか見ないので独特なことはわかりませんが、競技である以上、たとえ不備であってもルールは絶対であると考えます。
例えば、プロ野球で明らかなファールなのに、ビデオでもファールとわかるのにホームランと認定されたことがありました。サッカーワールドカップ予選でハンドがきっかけのゴールが得点として認められたことがありました。プロ野球でもJリーグでもえっ?という判定は山ほどあります。しかし、現段階では野球やサッカーは後からわかった事実ではなく審判の判定が最終決定というルールです。なので、その通りにやるしかないのです。個人的にはビデオを使ってもいい場面は使えよと思いますが、、、
スポーツのルールについては試合後に言っても変わることはありません。
ただ、ルールが不備のままだったり、あるいは競技特有の精神に反したものたったら、ファンにはそっぽを向かれるでしょう。しかし、これば別問題です。
昨シーズンからのキムヨナへの加点が加速ぎみになってきた頃から見てます。
フィギュアスケート自体はもっと昔から見てます。
妥当かどうかはコメントが難しいですが、納得してます。
ただし、これが正しい姿かどうかは疑問です。今のルールで、なおかつ色んな要素が重なった上で、今回の点数はまあ、しょうがないか。って感じで見てます。
というのも、キムヨナが爆加点だってよく見るんですけど、浅田選手も加点たくさんついてるんですよね。それは昨シーズンから見ててもずっとそうです。PCSなど見てもかなりついてる選手です。
浅田選手のジャンプの内容などを見てもそうですし、今季、ちょっと調子が悪すぎました。キムヨナ選手>浅田選手という図式が出来上がりすぎてしまいましたね。ジャンプも、以前の動画などと見比べてもなんか随分変わっちゃっています。
なので、今回の採点に関しては、「まあしょうがないか」なんですけど、他の回答者様もおっしゃってるように、現在の採点基準がちょっと素人から見るとわかりづらすぎるんですね。
確かにきちんとしたエッジで、きちんとした飛び方で、というのを重視することは良いことだし、海外でも評価があります。今後のフィギュアスケートの質自体を上げていく要因にもなるでしょう。ちょっと今までが曖昧すぎましたね。
ただ、観客というものがなければフィギュアスケートは成り立たないし、競技として開催すら出来ないわけで、もっと素人が見てわかりやすい採点やルールにするべきだという気持ちはあります。
小難しくなりすぎて、見ていて面白くなくなってきているんですね。
例えばラグビーなども、今までは度々試合が止まり、観客はなんで止まるんだと思っていたので、ここ最近はあまり止めなくなってきました。見ていて興奮したり面白さをもっとたくさんもてるようにしてきています。
もともとフィギュアスケートはマイナーなスポーツです。だからこそわかりやすく、見た目と点数がつりあっているように見える採点が良いのでしょう。
ルールというものには必ず穴があり、その穴を補填していけばいくほど複雑にややこしくなり理解しづらくなります。
高い難度のジャンプを飛べば観客は素直に「すごい!」と感嘆し、心を打つ演技を見れば素直に「素晴らしい!」と感動できるような競技であれば、もっと見ていて楽しいものになるでしょうね。
別に問題無いと思います。
今回のルールに当てはめれば
問題無く、でしょう。
真央は失敗がなかったとしても
今回のルールに当てはめれば、
確実にキムヨナより下でしょう。
(技術的に上手・下手は別にして)
kazukatさんに賛成です。一部の嫌韓な方がかなり情報を捏造していて、中には信じて特定選手を誹謗中傷したり、フィギュアが汚い、嫌いだと言われて悲しく残念に思っていました。
質問者様、GOEについては以下の基準に沿って付いているので異論はありません。
http://www.geocities.jp/judging_system/single/goe_08.html
高得点については、過大なインフレにした事は審判ミスです。本来もっとコントロールすべきだったと思います。
私は、伊藤みどりがカルガリーで入賞したころからのフィギアファンです。浅田真央の演技は大変素晴らしく、3Aを3回も決めたことはホントに賞賛に値すると考えています。私は、日本人なので浅田真央を応援していましたが、キムヨナの演技はホントに綺麗で浅田真央を上回るものだったと感じました。
採点に不正があったとする書き込みの多くは根拠に乏しいものです。動画を用いて不正があったと主張されている方もいますが、カメラアングルが審判のアングルとは異なることもあり、バイアスのかかった見方をしています。
採点結果を細かく見ると、各審判同様な点を付与しており、不正の存在は確認できません。http://www.vancouver2010.com/ns/pdf/FSW010101C77B.pdf
キムヨナ側は採点ルールにきめ細かく対応できた結果とし150点を勝ち取ったのだと思います。支えるスタッフが優秀だったということでしょう。ブライアン・オーサーコーチは、採点傾向をデータ分析し、キムヨナを指導した(NHK「クローズアップ現代」より)とのこと。
採点ルールは全選手に適用され、不公平とは考えていません。採点ルールはキムヨナに有利な物だったとする主張もありますが、試合が終わってから主張しても意味がありません。次回までに変更するようスケート連盟や日本オリンピック協会に働きかけるべきです。しかし、キムヨナのできばえを見る限り、採点ルールが僅かに変更されていたところで、順位には影響なかったと考えます。150点が相応しいかどうか、意味の無い議論と考えます。
個人的にキムヨナのセカンドの判定は納得できないこともあるし、PCSに関しても得点の性質的にグレーになりやすいものだと思うので自分には妥当かどうか判断できませんが、GOEに関してはそれなりに納得しています。
よく言われる男子以上に加点が付いているのはおかしいという理屈はそれこそおかしいと思います。男子でも着氷で乱れたり、タメが長かったり、流れがなかったりってことはあるわけで、GOEで女子が男子以上の点がでるのは別におかしいことではないし、過去からの大会のプロトコルを見ていればよくあることです。
あと3A-2Tの方が3-3より難しいし、女子でほぼ最高難度の技なのにGOEの評価が低すぎるというのもおかしな理屈だと思います。だってGOEはgrade of execution、”出来栄え”の評価なんだから。難易度を数値化するのは基礎点の方です。確かに自分も3-3よりも3A-2Tの基礎点が低いのは難易度から言っておかしいと思うし、2ndの3Tと3Loの基礎点が1点しか違わないのも、クワドの基礎点が低いのもおかしいとは思いますが、それは基礎点にうまく難易度が反映されていないのであって、GOEとは分けて考えるべきだと思います。基礎点とGOEをごっちゃにしてしまうとGOEの存在意義がなくなってしまうと思います。
コンビネーションの基礎点が単なるジャンプの基礎点の合計でなはく、難易度を反映して1つ1つのコンビごとに決めればいいと自分は思いますけどね。3A-2Tだったら12点ぐらいあってもおかしくないんじゃないでしょうか。あと2Aの基礎点も2,5ぐらいでいいんじゃないかと思いますね。
順位には納得してますが、得点については私もちょっと高すぎだよなぁと思いました。
でも普段フィギュアをあまり真剣に見てない人(真央ちゃんが出てればみるけどルールとかはほとんど知らない)でも得点高すぎなんじゃない?って言ってる人は周りにたくさんいます。
だから高得点を疑問視=フィギュアに詳しいとは一概に言えないかなぁと思います。
単に嫌韓というだけでキムヨナ選手を叩く人や浅田選手が好きすぎて矛先が変な方向に向いちゃってる人もいますし…。
素人にも分かるくらい明らかに採点が疑わしいのではなくて
素人が分からないような、おかしなルールなのだと思います。
今のルールでは見た感じと、得点・順位が一致しないことが多々あります。
ただ、それは現在のルールにしたがって採点するとそうなってしまうのです。
なのでおかしくないと思いますね。
ただ、GOEでものすごい差が付いてしまう現在のルールは非常におかしいと思います。
これでは基礎点もなにも関係なくなってしまう気がしますね。
GOEやPCSというやや曖昧なものがある限り、このような議論は尽きないですし、
おかしい、おかしくないということを、確実に証明することはできないですね。
【追記】
僕はもちろんバンクーバー以前のキムヨナの点を知っています。
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