2012年5月7日月曜日

国別対抗についてです。 チーム戦がオリンピックの競技になる、という話があったと...

国別対抗についてです。

チーム戦がオリンピックの競技になる、という話があったと思います。



普通の国別対抗戦なら問題ないとおもうのですが、オリンピックでの国別対抗となると、このまま

規定が変わらないとなると高橋/トラン組は出場できませんよね?となると代わりペアがいない日本はいくらシングルやダンスの結果がよくても出場できない、ということになるでしょうか?



そもそも高橋/トラン組はオリンピックについてはどう考えているのでしょうか?







日本にはペア競技者は高橋&トラン組しかいません。

五輪で日本代表として出場するにはマービン・トラン選手がカナダ国籍のため

トラン選手が帰化することが条件となります



ところが、帰化の条件に関しては

①日本に継続して5年以上住んでいる

日本に住んでいて住民税を納めている、ということ。

(年間で継続して100日以上、またはトータルで150日日本不在の期間があると

『「継続して」の部分が中断した』と見なされて取得が難しくなる)



②二十歳以上で元の国籍でも成人と見なされていること

例えば現在20歳でも元の国籍では22歳が成人と見なされている場合は×



③犯罪歴がない、危険思想を持っていない

(刑法にかかる犯罪を犯していない、など)



④自身または配偶者によって日本でも生計を立てられる



⑤ある程度の読み書き(小学3年生程度)ができる



⑥日本に帰化することで二重国籍とはならないこと



などの条件があります。

トラン選手は現在21歳で「成人」には達していますが

日本語の読み書きができないなど、条件を満たしているものがほとんどないので

現状では高トラ組のソチ五輪出場は難しく、団体戦出場は不可能です。



ゲスト出演したCOIの直前の取材に関して

「自分たちが世界のトップに立つ力をつければ

多分環境もどんどん変わってくると思う」と答えていましたが

メダルを取る力を身に着けたとして、特例による帰化を求めたとしても

ソチには間に合わないと思います



但し、配偶者が日本人の場合(例えばトランくんが高橋成美選手と結婚したとして)

「継続して5年」が3年に緩和されることもありますし

結婚して3年以上たつ場合には「日本居住が継続して1年」に

条件が緩和されることもありますので

日本代表として高トラ組が出場できるとしても

早くても2018年平昌から、ということになると思います



高橋選手はバンクーバーシーズン、全日本選手権の直前に行われたインタビューで

「五輪には出たいという気持ちはある。

だけどマーヴィン以外の人と五輪を目指すつもりはない。

マーヴィンか五輪かどちらを選べと言われたら

私は迷わずマーヴィンを選ぶ」と答えています

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201012240003...



ただ、高橋選手は「五輪には出たい」とは答えていても

「日本代表として」とまでは言ってません。

トラン選手が日本に帰化するよりも高橋選手のカナダ国籍のほうがとりやすいのであれば

伊奈杏子さん、井上玲奈さん、川口悠子さんらのように

日本の国籍を変えるということになってしまうかも。。。








今度のオリンピックはロシアなので

ロシアに有利な競技を選ぶことができます。

元々フィギュアはロシア人が強かった競技なので、

今強化してる所で、アイスダンスもペアもいい選手がいます。



トラン選手は日系人ではないので、日本国籍を取るのはむずかしいと思います。

日本国籍を取るには、持ってる国籍を捨てないといけないことも大きいです。



この間アイスダンスのアリソンリード選手(日本国籍持ち)が相手を探してましたが、

日本人で相手になれる人がいませんでした。

ともかく大きい男子がいないので、リフトが難しいかと思います。

ペアの場合、身長差が20cm以上必要なので

むずかしいですね。







答えはすでに出ていますが、高トラ組のソチ出場は極めて困難な状況にあります。



日本人としては、せっかくいいペアが出てきたのに…と残念に思いますが、こればっかりはトラン選手に強要することもできませんので、五輪以外の競技で頑張ってもらうしかありませんね。



団体戦のルールは知りませんが、シングル・ペア・アイスダンス競技に出場した選手が重複してエントリーされることになるんですか?



もしそうならそんなものは選手の負担が増えるだけだと思いますので、日本が出場できなくても個人的には一向にかまいません。







日本でのペアの強化選手は,高橋/トラン組しかいないので,

このままでは団体戦の出場は不可能ということになります。



今から新たにペアを組ませて練習したとしても,

ペアって1年や2年ではとてもまとまりませんよね。

特に,リフトができる男性スケーターがなかなかいないでしょ。

とにかく,付け刃ではとても危険な種目です。

たしか,1年前ぐらいにはアイスダンスの強化B指定が2組あったので,

そのへんをペアに転向させるのが一番の早道かと。







高トラ組に・・



トランに日本への国籍変更の意思はありません。



成美ちゃんも「マーヴィンをとるか、オリンピックをとるか(他の日本人選手と組んで)なら、マーヴィンをとる」と明言しています。



(おー、↓の方が書いてあった、重複すみません。トランも明言してます。)







フィギュアスケート団体戦はソチオリンピックから

正式種目になることが決まっています。

もともと国別対抗も、五輪をにらんで開催されていたものでした。



おっしゃる通り、トラン選手が国籍を変えなければ

高橋/トラン組は五輪には出場できません。

日本への国籍変更は他国よりもかなり条件が厳しいので、

国内に長く住み、日本語をある程度話せる、という条件に

トラン選手はあてはまりません。

また、海外のコーチについて海外で練習をしている以上、

条件に沿うように環境を変えることも不可能だと思います。

つまりは、高橋/トラン組の五輪出場は無理ではないでしょうか。



スケート連盟は日本人同士で他のペアを組めないか考えているようですが、

今のところは、試合に出るような選手はいないようですね。

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