2012年5月7日月曜日

浅田真央選手がショートプログラムで3Aを跳ばないのは、ジャンプの要素としてコン...

浅田真央選手がショートプログラムで3Aを跳ばないのは、ジャンプの要素としてコンビネーションとステップからのジャンプと2Aしか認められていないからだとありましたが、
2Aの要素で3Aを跳ぶのは認められないのでしょうか?3Aの方が2Aより断然難しいのに認められないのは変な感じがしますが。男子はみとめられるんですよね?何か専門的な理由があるのですか?







前の方々が間違った情報を載せているので訂正いたします。

トリプルアクセルのISU公式成功者は、伊藤みどり、トーニャハーディング、中野友加里、リュドミラ・ネリディナ、浅田真央、(敬称略・成功させた順)の5名です。



女子はSPで3Aをアクセルの要素として飛ぶことが認められていません。

できる人がほとんどいないからでしょう。

おかしなルールですけどね。



昔はショートプログラムの変わりにコンパルソリーと呼ばれるものを行っていました。

ひたすら円に沿って規定のターンなどを繰り返し、エッジワークなどを審査されます。

http://www.geocities.jp/cxb00463/skate02.html

非常に地味なものですのでテレビ放送は無かったんじゃないかな...。

おそらくその流れですので、派手な大技で争うのではなく、基本に忠実なものを競うのがSPではないかと思います。








SPの要素はまぁ2002年の制定から、あんまり変わっていません。

ジュニアは今シーズンより男子シングルで3Aが認められました。

SPというのは基礎がしっかりとできるかを見たいプログラムなので、そんな難易度の高い事を認める必要はないと思います。

解説者もよく「1つのミスが順位を揺るがす」とか「1つの小さなミスが痛い」当然ですが、みんな似たような事をするので、点数や技術にも差が出ないため互角なんです。決められた事をどれだげ出来、どれだけ点数を上げられるかという、もしかしたらフリーより難しいプログラムだと思います。でも、こういうプログラムも必要だと思います。

今シーズンを見ると、ショートの得点が順位に直結している気がします・・・

女子の3Aは、たくさんの選手が3Aできる環境となれば、女子でも3Aが当たり前という時代となれば、当然ショートプログラムのアクセルジャンプは2回転又は3回転となるでしょう。

伊藤みどり選手が3Aを成功させる前は、女子はダブルアクセルが限界とまで言われてました。やはり今現在成功させた選手は、伊藤みどり選手、トーニャ・ハーディング選手、中野友加里選手、浅田真央選手、キミー・マイズナー選手ぐらいですから。現役で今シーズン国際大会で成功させたのは浅田真央選手1人

やっぱり今も女子は基本的に2Aが限界という意識から、改正はしないのでしょう。







昔は規定といって、まったく同じ形を描いて基礎技術を競うものがありました。

その流れで、難度より正確性を競うのがSPの目的でしょう。

だから、難度の高いものを排除して、短くして失敗をとりもどすことができない仕組みなのだと思います。

ステップからの3Aや3Aコンビが排除されてないのは、想定外だというだけでしょう。







3Aをアクセルジャンプの要素で跳ぶことはできませんが

コンビネーションやステップからのジャンプで跳ぶことは可能です。



男子で3AがSPの要素として認められるようになりましたが

女子のアクセルジャンプで3Aが認められないのは

男子に比べて女子選手に海外の公式大会で成功させた者が

ほとんどいない、という現実があると思います。

伊藤みどりさんがアルベールビルで成功してから真央選手まで

ハーディング、マイズナー、中野しかいません。



女子には技術的に修得が難しいという「表向きの」理由と

3Aを跳べる選手が日本人だけということもあるのではないでしょうか?

今季からより回転不足判定が厳しくなり、ジャンプの

完全な回転が求められるようになったことを考えると

今後も女子SPにて3Aがアクセルジャンプの要素として

認められる可能性は低いものと思われます。

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